この記事で分かること
- 育休復帰2年目で、社会人人生初の新規営業の部署に異動になった女の現在
- スロースターター&ストレス耐性皆無女の新規営業のモチベーションの保ち方
来てくださってありがとうございます。3歳&2歳姉妹のママ、ぽこです。
長女の幼稚園では夏休みがおわり、2学期がスタートしました。結局夏らしいことはできないまま9月を迎えようとしています。

私は結構夏を楽しめていますよ
異動前の既存顧客向けルート営業の部署は2〜7月が繁忙期、今の新規営業は7月〜9月が繁忙期で、合わせて2月〜9月が繁忙期になり、今年は支店内で私一人だけ8ヶ月間繁忙しています。

年の2/3が繁忙期だなんて受け止められない
慣れない業務を覚えつつノルマというプレッシャーに耐えながら、連続で8ヶ月も繁忙期をしていたら子育て中のママとしては、体力的にも精神的にも、適度に息抜きをしないと息切れします。
実際、私も7〜8月の異動直後にモチベーションが下がり苦労したので、私の経験が誰かの助けになればいいなと思い書きたいと思います。
育休復帰2年目で入社以来のルート営業から新規営業に異動した女

以前の記事で少し話ましたが、私は今年の7月に入社以来の既存顧客向けのルート営業の部署から新規営業に異動になりました。
家庭事情や会社都合などいろいろな条件が重なった結果ではありましたが、全くの新天地での業務負担は想像以上です。
育休復帰1年目は育児と仕事の両立に慣れるのに精一杯ななか、子どもたちの保育園の洗礼で忙殺された1年でしたが、2年目になる7月以降は新たな業務と過去の業務の引き継ぎ、保育園の洗礼(2年目)で忙殺されています。
スロースターター&ストレス耐性皆無女のモチベーションの保ち方3選

前提が分かりにくいと思うので、私の性格的なところも少しだけお話します。
私は生粋のスロースタータータイプです。慣れるまでに人の2倍以上時間がかかります。
この性質には中学受験の受験勉強がきっかけで気が付きました。
それ以来新しく何かをする時は、人よりも早くはじめる or 多くこなすということを心がけています。
習得まで人一倍時間はかかりますが、一度コツを掴んで自分のものにすると、より良い人の真似をしたりしながら、工夫や改良を加えて発展していけるタイプです。
一方ストレス耐性が皆無で、打たれ弱いタイプです。テニスや空手などスポーツ経験はありますが、体育会系のイケイケな風土は基本的に性に合いません。
新規営業の王道であるテレアポも「ほんまに必要やったら自分から電話してくるやろし、テレアポはAIに任せません?」と本気で思っているくらいです。イヤイヤやっている中で散々断られ、苦痛でしかない7〜8月を送りました。
新規営業経験者の同僚からアドバイスをもらったり、本の要約動画を聞いたり、自分の中で腑に落ちるマインドを今も模索中ですが、今現在腑に落ちている考え方を3つ紹介します。
1.身に起こるすべての物事をポジティブに捉える

モチベーションの保ち方という面では、これが一番の肝です。
ママは仕事に加えて日々の育児もありますので、モチベーションの保ち方が仕事だけの人より複雑になりがちです。
そこで、仕事だけでなく育児も含め身に起こるすべての物事をポジティブに捉えるようにしました。
例えば、たくさんアポイントが入っている日に限って子どもが高熱を出してしまいリスケジュールや上司に代わってもらった時は「あ〜折角のチャンスだったのにな、印象悪くなったかな」ではなく「今日アポイントに行けなくなったことには必ず理由がある。今日無理してアポイントに行っていたら、子どもの熱がぶり返して、後に控える一番大事なアポイントに行けなくなっていたかもしれない。今日はしっかり休んで子どもの病気を治すことに集中してよかった」と考えています。
私は根がネガティブなので、思考を変換することにめちゃくちゃ苦労しましたが、新規営業という業務においては特に、ネガティブ思考であることに何一つメリットがないことに気付かされました。
これはある時ぱっと閃いたわけではなく、異動後に心がしんどくなり、上司に話を聞き、同僚に相談し、前の部署でのお客さんに相談し、本の要約を聴き、AIに相談し、と暗中模索するなかで、気が付きました。
2.アポイントは取れないことが普通と知る

ルート営業の時は当然取引があるので、好意的に電話に出てもらえます。

取引中はお互い良好な関係で進めたいですしね
これまで、仕事上必要な電話しかしたことがなく、お客さんから雑に扱われた経験がなかった私には、アポイントを取る時点で拒否されることに耐性がなく、この拒否や雑な扱いこそが、心に負荷を感じてしまう一番の要因でした。
そんな中、新規営業経験者の同僚と昼ご飯を食べに行った時「新規営業の場合、基本お客さんはこちらに興味ない。そういうもんと割り切って期待はしない」と新規営業のモチベーションの保ち方を聞き、ハッとしました。
普通に考えて、数年間未接触だった先に、急に電話してアポイントなんか取れるわけないがない。当然です。
当然なのに、前部署では当然に取れていたアポイントが異動してから全く取れない状況と、子どもたちが感染症に罹り仕事を2週間休んでいる間に同時期に配属された東京本社の同期たちはどんどんアポイントを取っている状況への焦りから、当然のことにも気付くことができなくなっていました。
体力的にも精神的にもかなり辛い時期でした。
結局この「アポイントは取れないもの」マインドへ切り替わるまでに1ヶ月もかかりました。他の人ならすぐ切り替えられたと思いますが、私はここでもスローです。
こうして今思い返すと、自分の仕事を俯瞰して見られなくなるほどに、心身ともに追い詰められていました。
3.アポイントが1件取れたら自分を全力で褒める

ということで、約1ヶ月かかって「アポイントは取れないもの」マインドがようやく確立されました。
アポイントは取れないものですが、とはいえ取らないと仕事になりません。
これまでのネガティブ思考では、1件アポイントが取れても「1件しか取れなかったな」と考えました。
マインドを切り替えてポジティブに捉えるようにした後は「1件取れた、え、自分すご」と考えることができるようになりました。
誰も褒めてくれないからこそ、自分を全力で褒めることでモチベーションを保っています。
これは照れや謙遜が入るとあまり効果がないので、まるで他人から言われたかのように、自分を客観的に褒めてあげてください。
ちなみに、私は守護霊さんに褒めてもらってます。

いつも褒めてあげています
【番外編】新規営業の動き方≒幸運の掴み方?

モチベーションの保ち方とは少し違うジャンルになりますが、新規営業のモチベーションと同じく悩んでいたのが、営業の動き方でした。
これまでのルート営業で取引を広げるのとはまた違ったアプローチになるのは、なんとなく直感で分かるのですが、新規営業の場合はどう動けばいいのかがいまいち分かりませんでした。
いろんな本の要約を聞いているうちに、新規営業で受注率を上げる方法と幸運を掴む方法は似ているかも、と感じました。
幸運がどれだけ巡ってくるかは行動した数がすべてです。
幸運と不運は、コインでいう表と裏。1回のコイントスで裏か表が出る確率はそれぞれ1/2です。
トスの回数が少なければすべて不運となることもありますが、たくさんトスすれば、その分幸運が出る回数も増えていきます。
行動すればするほど幸運が巡ってくる確率が上がるという考え方ですが、これは新規営業の受注率に置き換えて考えると、理にかなっているなと腑に落ち、今は失敗してもいいから積極的に打席に立つことを考えて営業をしています。
内田博史さんの「運とコネのつかみ方」もとても参考になりました。

要約動画は、最近は同じ書籍のものをいくつか聞いて、偏らないように工夫しています。
まとめ
最後まで読んでくださってありがとうございます
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