この記事で分かること
- 別園通園のデメリット
- 別園通園のメリット
- 次女の転園事情
こんにちは。3歳&1歳姉妹のママ、ぽこです。
5月も半分を過ぎようとしていますが、みなさんいかがですか。
我が家は次女が風邪をひいたかと思ったら結膜炎+重度の中耳炎に。まだまだ完治には程遠いです。トホホ
復職1年目の去年より短いスパンで色々な病気に罹っていて、有給休暇も残り13日まで減りました。10月に付与されるので、9月末まで13日で耐えられるか不明ですが、よければ応援してください・・・!
さて、今回も我が家の保育園事情の続きです。
次女の転園に至るまでの経緯とともに、別園通園のメリット・デメリットを書いていきたいと思います。
別園通園のデメリット

2024年〜2025年時点の大阪市内での一例です。
地域によって状況は異なりますのでご留意ください。
我が家の姉妹は2024年4月に、長女が私立Y幼稚園に、次女が認定保育園のY保育園にそれぞれ入園し、姉妹別園通園となりました。(別園通園となった経緯はこちらの記事をご覧ください。)
私としては、保育施設の入所申し込みをした時点ですでに、別園通園の過酷さを覚悟していたつもりでいました。
ただ、それは想像を上回る過酷さで、3年弱ぶりに復職したばかりの私にはサラッとこなせるほどの余裕はありませんでした。
我が家が負担に感じていたことは主に以下の6つです。
- 各園で子どもたちの自転車の乗せ降ろしが必要(送り2回、迎え2回)
- 自転車乗せ降ろしの際は、イヤイヤか癇癪が100%発生する
- 自転車乗せ降ろしの際は、前に乗るか後ろに乗るかの喧嘩が100%勃発する(仲裁、泣き止ませ必須)
- (荷物の多い園は特に)月曜日と金曜日の荷物が自転車かごに載らないため、自転車2往復×2ヵ所
- イベントや行事が集約できない(行事の多い秋などは、隔週もしくは毎週末園行事みたいなことも)
- 各園での文化やルールが、ごちゃまぜになりたまに分からなくなる
主に前半4つが送迎の苦労、他はイベント行事の苦労、文化やルールの把握の苦労。
地域や立地、園の方針等でも違うので、あくまで我が家の場合の一例ですが、特に送迎が辛かった。
Y幼稚園とY保育園は立地的には近く、距離的な負担はないのですが、それぞれの園で姉妹を降ろす必要があることで、再び自転車に乗せる時には格段にハードルが上がります。なぜなら、子どもは一度降りて身動きができる自由を手に入れてしまうと、自由に動けない窮屈な自転車にはもう二度と乗りたいとは思わないからです。

自転車に乗ってくれない。今日も電車間に合わない。
送迎で苦労したのは長女のイヤイヤ期終盤と、次女のイヤイヤ期初期が重なったことが最大の原因ですが、そのせいで送迎は肉体的にも精神的にもかなりの重労働でした。時間も、自分ひとりだけなら15分あれば行って帰ってこれるところを、2人を連れているだけで1時間コース。朝は、始業開始時間1分前に会社のデスクに着くこともざらでした。
別園通園のメリット


じゃあ、別園通園はデメリットばかりだったの?
そんなことは全くなく、メリットもたくさんありました。
- 個人の適性に対応できる
- 家ではそれぞれの園の文化が融合する
- それぞれの園で層の異なるママ友ができる
- 幅広く様々な情報が得られるので、子育てにおける親の選択肢も広がる
それぞれ軽く例示すると、
個人の適性に対応できる
- 長女は好奇心旺盛で人が大好きなので、色々な体験や学びを目標とし多くの人と接する機会が多い大規模幼稚園
- 次女は人見知りで家族とお家が大好き、環境の変化があまり得意でないので、少人数で園児一人ひとりに寄り添ってくれる安心感のある保育園
我が家の場合はこれが一番のメリットでした。このメリットがなければ、復職していなかったと思います。
家ではそれぞれの園の文化が融合する
- 朝の歌、お帰りの歌など、姉妹それぞれの園で習った歌を家で歌うので、お互いに覚えて歌う
- お互いの園の仲の良いお友だちや先生の名前を認知し記憶している
それぞれの園にはない文化を吸収することで視野が広がります。子どもは柔軟なので、何でも受け入れます。
それぞれの園で層の異なるママ友ができる
我が家の場合は
- 幼稚園ママは専業主婦も多い
- 保育園ママは比較的共働きが多い
主に親にとってのメリットですが、専業主婦のママ友や自分と同じ共働きのママ友など、状況の違うママ友と話をすることで、より近い境遇や気の合うママ友と知り合える確率が高くなります。
幅広く様々な情報が得られるので、子育てにおける親の選択肢も広がる
我が家の場合は
- 保育園でのママ友は共働きの悩みの話
- 幼稚園でのママ友は習い事、家庭によっては小学校受験の話
これは一つ前のそれぞれの園で層の異なるママ友ができることと繋がりますが、様々なママ友ができることで幅広い情報が得られ、親自身の考え方の選択肢も自ずと広がります。
共働き、復職1年目などの状況から、我が家では別園通園を継続できませんでしたが、やはり今思い返しても、体力と気力と根性があれば、別園通園を継続したかったなと思います。
私自身は、別園通園を手放したことに多少なりとも後悔もあるので、こうして発信することで、別園通園を検討中のママや同じように別園通園を手放そうとしているママにとって、少しでも役に立てばいいなと思います。
次女の転園の決め手
これまで挙げたようにメリットもデメリットも感じるなかで、我が家では特に、
- 送迎の負担
- イベント行事集約問題
が負担に感じていました。
同じ園であれば、たとえば週末に大量の荷物を持ち帰る時に2往復×2ヶ所がなくなります。それだけでも負担は全然違います。
また、我が家の共通認識として
「週末は平日に取ることができない家族時間を取りたいね?」(同意を求めるスタイル)
というものがあり、休日に行われる園のイベント行事はできる限り同じ日に集約し「(姉妹が大きくなれば難しくなるであろう)家族で過ごす時間をできるだけ取りたい」という気持ちがありました。
実際に別園生活では、行事の多い秋頃は2週連続(もしくは隔週で)園行事、という月も。かといって、別園で行事の日が被ると参加できるのが片親ずつになり、それはそれで大変なので、やはり同じ園に通うのが理想でした。
また一方で、転園先のY幼稚園の1歳児クラスは新設クラスということで、クラス運営については不安がありました。元は私立幼稚園なので、幼児保育のノウハウが不足している可能性は高く、クラス運営の面では1歳の次女を手放しでお任せするには、親としては若干の心許なさがあったのも事実です。
まとめると、
転園における親側のメリット
- 週初、週末の荷物運搬の負担軽減
- イベント行事の集約による家族時間捻出
転園における親側のデメリット
- 親の精神的な負荷(新設クラス運営への不安)
転園で生じ得る次女の負担(デメリット)
- 初めての環境で不安定になる
- イヤイヤ期が長引く
- 人見知りがより酷くなる可能性も
転園における次女にとって好都合な点(メリット)
- 月齢的に仲の良いお友だちや好きな先生という意識がまだなく、転園することに寂しさを感じにくい
- (保育園にいる間は楽しんでいるが)保育園&先生や友達<家&家族で、保育園に執着があまりない
次女はどちらかと言えば、長女と異なり保育園には行きたくて行ってる感じはなく、連れて行かれて習慣で行っているという感じでした。(長女は、毎朝のように「早く幼稚園行きたい」と言うほど幼稚園好きです。)
その意味では
- まだ慣れきっていないこの時期に転園する方が、次女にとってもストレスが少ないのではと考えたこと
- 次女は長女がすごく好きなので、園内で会える環境は次女にとっても安心な環境であると考えたこと
この2つが転園を決める大きなポイントにはなりました。
あとは親側のメリットとデメリットを勘案し、最終的にはY幼稚園へ転園することに決めました。
次女の転園の結果とその後

結局転園はどうなったの?
2月初旬の内定通知は、無事に内定。新設クラスなので倍率は未知数でしたが、応募が多かった場合も考えると内定がでる確率は五分五分かなと考えていました。落ちていても、別園送迎もう少し踏ん張ろうと思っていたので、そこまでドキドキはしていませんでした。実際のところは分かりませんが、長女が既に在園していたので兄弟加点で入れたのかなと思っています。
結果が決まったことにはほっとしつつ、勝手に次女の第二の家だと思っていたY保育園とお別れになってしまうことに、次女よりも親の私の方が寂しくなり最後までグズグズ言っていたのは秘密です。
そして、転園先であるY幼稚園の新設クラスの運営面への不安は拭われないまま、4月を迎え、今に至ります。
まとめ
大阪市内の子育てママさん、よかったら参考(踏み台?)にしてみてください◎
一緒に子育て頑張ろう〜
またね〜